蟻桟


蟻桟
蟻桟

 

 

写真はイチイの下駄箱の天板裏です

イチイは一位とも書き、神職の方が手に持つ笏(しゃく)

にも使われる高貴な木です

 

蟻桟を叩き込んだあとは組立から仕上げへと

突貫仕事で一気に仕上げて、そのまま現場へと駆け込んだので

仕上がりの写真を撮りそびれました、、、

なので言葉で様子を説明してみると、

イチイの天板にチークの袖収納がついて、反対の側板は栂、棚板は杉で

戸は建具屋さんが作る桐の戸がはまる、というものです

伝わりましたでしょうか?

工務店さんからのご依頼で、作らせていただきました

毎度ありがとうございます

 

 

 

 

 



すっかり秋らしくなりました

しばらく行楽はおあずけですが、

今日は気持ちの良い秋晴れでした


左の写真が蟻桟

木は反ったり動いたりするものなので、

それを少しでも軽減しようという工夫がいろいろとありまして

蟻桟もその工法の一つです

台形のところが、蟻の腹の形に似ていることから蟻と呼ばれます

ちなみに、外国ではダブテール(鳩の尾)と呼びます

仕組みも名前も、至って原始的です





 

蟻桟
蟻桟を叩き込む



さて、同じイチイ科の木に榧(カヤ)があります

こちらは主に碁盤や将棋盤に使われる木です

内地材は出尽くして、中国産も禁輸となっているようです

流通量の少ない木は、見つけた時に手を打っておかないと

再びお目にかかることができなくなり、後悔する事になります

仕入れも仕事も、あれこれ前後します


達筆な字は材木屋さんの書いたものです

訳すと

内地 = 国産材

木取材 = ある程度製材してあるもの、もしくは割って使う材

榧柾盤 = カヤの柾目の板

乾燥材 = 乾いた木(20年位経ってるそうです)

芯去り = 芯持ちの材ではない


訳すほどのことはありませんでした、、、






 

 


お預かりしている箪笥の直し

大工事となりましたが木地が仕上がり

塗装屋さんに渡せそうです

取り外した金物は、表面の錆をやすりでおとして

その後、漆を焼き付けます

渋い、味のある表情になります

(手は漆と鉄分で、真っ黒になります)


今はメープルのカップボード

しばらく駆け足ですが安全第一で頑張ります

 


カップボード
メープルのカップボードに取りかかっています
箪笥 修理
箪笥の直し
漆 焼き付け
金物に漆を焼き付ける

馬刺し
夏の思い出 - 山中湖の馬刺し