仕事納め


 

 

今年も残すところ、、、いくらも残ってません

そして今頃、年賀状を書いています

12月はあっという間ですね

仕事の様子をぼちぼちと

 

 

最初は小箪笥の直し

とてもにお世話になっている方からのご依頼

胴体部分は拭き漆にしました

木地の傷みが強かったので、もっと木地を隠す塗装にしてもよかったかと、それは一つ反省点です

前板は塗装屋さんでカシューを塗ってもらいました

 

 

箪笥 修理
小箪笥の修理

 

 

そして、次は時々登場する表具師の太巻

今回は「木口詰め」という作りでした

一手間余分にかける仕事です

 

まず機械で荒取りした溝を、細長い丸鉋で整形していきます

鉋に取手をつけてやると、少し削り易くなります

 

 

丸鉋
取手付きの細長い丸鉋
木口詰め 太巻
木口を埋めてやります。切り落とした続きの木を使ってやると、自然な感じに仕上がります。
木口詰め 太巻
木口詰めの太巻セット2つ - 箱の蓋は本薬籠

 

 

次は赤杉の仕事

下の写真は幅120cm位の杉の板

台風や水害などで倒れた御神木(級のもの)が時々材木市にも出るようです

これもそういった木であろう、とのことです

 

幅はあっても、長さが短いので使い道は限定されます

つまり、長尺のものよりも安い単価で購入できるという訳です

細かいものを作るにはもってこいです

 

時折ご注文をいただく料理屋さんの大将からのご紹介で

東京のお客さま用に作らせていただきました

どうもありがとうございます

 

 

赤杉
幅120センチの赤杉 - ド板目の木も縦にスライスしてやると柾目が現れます↓↓↓
赤杉
綺麗な柾目、上等です

赤杉
東京へ①赤杉のおしぼり受け - 木地の質感を損ねないように、浸透性のウレタンで仕上げました。写真の大きな木から作りました。
赤杉
東京へ②赤杉のティッシュケース - こちらは秋田の赤杉

 

 

次は神代杉の仕事

截金をされている方からのご依頼で、モノは箱です

 

神代の仕事はまず材料探しで苦労します

材料が無かったら仕事に取りかかれませんから、、、

あちこち探し回って、何とか見つけ出しました

まとめて買い込んでおきました

材料が見つかったら、ここからが本業

 

四隅の接合部は雇い核(やといざね)といって、

補強のための薄板を組み込んでやります

 

 

雇い核
雇い核 - 薄板は桧

 

 

天板の裏は少し窪ませるように削り込んでおきます

その理由としては、

1.天板の表は丸く(甲盛)するので、蓋の裏だけが真っ平だと見た時に違和感があるから

2.天板が反る力を少しでも軽減してやるため

と言われています

何でもないような所に、木や仕事に関する考えが隠されています

 

神代杉
蓋の裏

神代杉箱
仕上がり - 台は黒檀
中は二段になってます
中は二段になってます
神代杉
神代杉の柾目

 

 

さて、神代杉の箱の発送をもって今年は仕事納め

今月は細かく、神経のいる仕事も多く

ややくたびれました

 

 

今年一年も、本当に多くの方々に声をかけていただき

仕事を頑張る事ができたと思います

職人冥利につきる、というやつです

本当にどうもありがとうございました

来年ももっと頑張ります

 

大きいものから小さなものまで、この腕一本で形にします!

 

それではみなさま、どうぞ良いお年を\(;_;)/

 

 

ビール 木工
オツカレサマデシタ~!!!